<大相撲初場所>◇十一日目◇21日◇東京・両国国技館
前頭十二枚目・翠富士(伊勢ヶ濱)が、両腕をがっちり極められる絶体絶命の状況から“伝家の宝刀”で前頭十五枚目・竜電(高田川)に逆転勝利を遂げた。まさかの結末に「折れる」「あそこから勝てるのか」とファンは驚嘆した。
身長174センチ、体重117キロの小兵・翠富士に対し、竜電は身長189センチ、体重161キロと大柄な力士。体格差のある両者だが、これまで9回の対戦があり、翠富士が竜電に8勝1敗と大きくリード。そのうち6勝は翠富士が得意技である肩透かしで決めている。
そんな両者の一番、立ち合い手を出して左に動いたのは竜電。ついていく翠富士はもろ差しになった。そこに体格で勝る竜電が抱えて極めていこうとし、翠富士は身動きが取れない状態に。熱戦に館内からは大きな拍手が沸いた。絶体絶命にも見えた翠富士だったが、最後は掬い投げ気味に“伝家の宝刀”肩透かしを見事に決めて竜電を転がした。翠富士は5勝目。敗れた竜電は7敗目を喫した。
取組を受け、翠富士の師匠でもある元横綱・照ノ富士の伊勢ヶ濱親方は「(翠富士は)体は小さいですけど力強さは十分にありますし、できれば身長差も体重差もあるなかでこうやって差す相撲はあまり取ってほしくない」とコメント。続けて「ハズで崩して押していく相撲になってほしい」と師匠らしく指摘すると、「そうすれば星が伸びて上位でも相撲が取れるんじゃないか」と激励した。
両腕を極められて窮地に立たされながらも得意技で逆転勝利を果たした翠富士に、ABEMAの視聴者も「おみごと!」「すごいな」「あそこから勝てるのか」「耐えたら折れるやつ」「石のような筋力」と驚きの声を上げた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2026年1月場所 12日目
更新日時:2026/01/21 19:17
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



