また、神奈川県に住む40代のBさんも先月、家賃値上げの通知を受け取った。「賃料の値上げは初めての経験でしたので、とても驚き動揺してしまいました」。
通知された値上げ額は、Bさんの想定を上回る月1万3000円。年間では15万6000円にも上る。
さらに、都内で母親と2人暮らしのCさんは月1万7000円、年間20万4000円の値上げを通知された。親子ともに正社員として働いているというが、「値上げの料金になると手取りの半分以上が家賃になってしまうので、経済的にかなり厳しいです。今までも家賃とその他光熱費などを2人で折半する形で払っていました。本来は多少の値上げでも受け入れられるくらいの経済的な余裕があればいいのでしょうが」と悲痛な声を上げる。
こうした状況に対し、三輪氏は「年額にしたらギョッとする金額になりますからね」とコメント。また、実質賃金が上がらない中での値上げについて「だからこそ手取りを増やすみたいなことがみんなの心を掴むような状況なわけじゃないですか。そういう中で、家賃は1回上がったら下がらない。だから驚かれる方が多いだろうなと思う」と語った。
3%以上上昇のエリアも…大家側の事情とは
