■政治家を判断する重要な要素は「話し方」
選挙ドットコムとJX通信社が共同で行った調査によると、ニュースやSNSで政治家を見かけた際、その人物を信頼できるか判断する要素として「話し方」を挙げた人が7割に上ることがわかった。表情(約2割)を大きく引き離す結果となった。
千葉氏は、調査結果について「実際このデータをご覧になった方からは、もっと『表情』や『容姿・服装』の割合が多いと思っていたけれども、意外とどういう音声情報で、言葉で届けるのかというところが大事にされている、という感想をいただいた」と語る。
その背景として「インターネットの活用が1つ肝になってきている」という。「総務省の統計で、インターネットを視聴する人とテレビを視聴する人で、インターネットを視聴する時間の方が長い方は、基本的に50代以下の方。加えて、投票に行く方で言うと、平均の投票率よりも上回って投票に行く世代は、40代後半から70代。つまり、インターネットをたくさん見ている層と、投票に行く層の重なり合いが見えてきている状態だと思っている」。
さらに、ネット特有のアルゴリズムが影響を与えていると指摘する。「テレビだと公平に候補者の方を扱うというところで時間が限られることもあるが、インターネットだと候補者が1人語りをしている動画があって、それを見て、アルゴリズムによってさらにまたその人の動画を見るという感じになるので、よりその人の話し方に触れて共感をするという意思決定の機会が増えている。『この人についていきたい』と一種、ファンになるような感覚は、インターネットの発展によってより強くなっている印象がある」。
話し方が原因で「支持をやめた」人は5割以上
