■話し方が原因で「支持をやめた」人は5割以上
同社の調査結果では「政治家の話し方が原因で支持をやめたり、投票を躊躇した経験は?」という質問に対し、「よくある」「たまにある」と回答した人は5割以上に上ることがわかった。
この結果に千葉氏は「多いですね」とコメント。その上で「例えば、最近だと“失言”はやはりいろいろと話題になることは多い。特に、失言が内閣支持率や政党支持率に影響することも出てきている。最近は、討論会がよく開催されるようになってきているが、討論会で双方向のコミュニケーションでうまくいかないと、『この人、このやり取りの時にこんなことを言った』などとインターネットで書かれたり。また、討論会に出るともしかしたらうまくいかないかもしれないから欠席しようという候補者の方も最近少しずつ増えてきている。そうすると、それはそれで『この人は欠席して有権者に訴えかけようとしていない』と批判されたりもするという意味で、話し方・伝え方という点では、できなかった時に批判され、損をしている人も一定増えてきている」との見方を示した。
さらに、「演説や討論、会見などで、話し方は投票先の判断に影響する?」という質問に対し、「大いに影響する」「ある程度影響する」と答えた人が6割以上だったことも判明した。
こうした結果がある中でも千葉氏は「普段、政治活動や選挙活動をされている方は、意外と話し方を気にしていないのではないかとも思っている」と、政治家自身はその重要性に気づいていないケースがあると指摘。
「私たちの話し方トレーニングのサービスに政治家のお客様もいるけれども、『地元の有権者にこの話し方良くなかったよって言われたんだよね』と言っていた。とはいえ、有権者の方と関係ができているので、その有権者の方は、おそらく本人がうまく話せなくても、応援し続けると思う。なので、政治家の人柄が身近でわかる人は関係ない。むしろ多くの政治家と直接接点がない方は『話し方が投票先の判断に影響する』と回答しているのではないか」
「政治家がどれだけ第一印象や自分の人柄をよく伝えられるかというところは、もっと注視していく必要があると思う」
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