■元交際相手からのストーカー被害にあった当事者

内澤旬子
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 文筆家の内澤旬子さんは、過去に元交際相手からのストーカー被害にあった経験がある。「警察への相談は、相手が『警察に素行についてタレコミをする』と言ってきたため行った。実際の被害だけでは、相談に行かなかっただろう」。

 警察には「相手が警察に言うかもしれないため、その前に相談に来た」と伝えたが、「相手の名前と住所を聞かれたが、『その住所に、そんな名前の人はいない』と言われ、そこで初めて偽名を使っていたと判り、怖くなった」と振り返る。

 ストーカー行為に至った経緯は、「お見合いサイトで知り合い、半年ほど交際したが、『無理だ』と思って別れを切り出した。すると、寝ている時以外、途切れなくメッセージが来るようになった。『やり直したい』『会いたい』と、私の言い分を聞いてくれない状態が続き、ストーカーに近い状態になったため、『警察に相談する』と言うと逆上した。『お前の素行を警察に言い付ける』『友達を週刊誌に売る』などと脅迫的な文言が増え、それで警察に相談した」と語る。

 相手が脅してきた内容については、「私は猟銃の所持許可を取って、散弾銃を持っている。許可にあたっては身元調査をされるが、それを相手が逆手に取り、警察に『猟銃所持の資格がない』とたれこむと言ってきた。許可を取り消されるのは嫌だったため、先に警察に相談したが、それがなければ、付き合っていた人と警察沙汰になるのはハードルが高く、相談しなかっただろう」と話す。

■「いかにそのハードルを越えるかが大事」「SNSの問題は結構深刻」
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