この不祥事について、元徳島県警捜査1課警部の秋山博康氏は「“マル暴”が組織から情報を取るためにあえて協力関係をつくることもあるが、度を越した行為で刑事としては失格」とコメント。
さらに、元警部補が情報漏洩に至った背景について「元々この刑事もナチュラルを絶対に壊滅すると正義感があって、上司からも『潰せ』と。ナチュラルというのを絶対に潰さないといけない、壊滅しないといけないということで、正義感でいろいろ情報を取る。刑事というのは情報を取るのが仕事なので。それがミイラ取りがミイラになった」と推測。
ナチュラルの支部は全国にある。2025年7月に大阪のナチュラルの事務所への“ガサ入れ”で、警察官が捜査対象となる男性らを暴行したとして、特別公務員暴行陵虐罪などに問われ、有罪判決になった事例を挙げて「大阪府警も『ナチュラルを潰せ』と、やっぱり上司に言われているから正義感もあってやってしまう。これはアウトだ」。
また、情報漏洩事件の警部補宅から現金数百万円が押収されたことについては「お金をもしもらっていたら今度は贈収賄に発展するので、そこのあたりは余罪捜査が必要」とコメントした。
秋山氏は「私が若い頃にマル暴の刑事をやっているときは1人で単独で事務所に行って情報を取る、そういう時代もあった。しかし平成4年に暴対法が施行になってから、暴力団も『刑事を入れるな。刑事とツーツーになるな』と向こうもなってきた。それぐらいから警察庁の方から『暴力団の事務所に行くときは正当な理由があって、そして2人以上で行け』と。暴力団の聞き込みをするときも2人でやれという風に今はなっている」と、捜査手法の変化について語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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