WWE「RAW」で元世界王者グンターが再び大暴れ。前日の「ロイヤル・ランブル」でAJスタイルズを破り引退に追い込むだけでは飽き足らず、この日も敗者を侮辱。暴挙をみかねたマスクマンであるドラゴン・リーが怒りの制裁に出るも、返り討ちのスリーパーで"絞首刑"を執行。レフェリーが制止しても離さず、ロープを使って吊るし上げる執拗さで、単なるヒールムーブの域を超えた残虐性を発揮した。

 グンターは前日の「ロイヤル・ランブル」でAJスタイルズに勝利し引退に追い込んだばかり。AJ復帰を願うファンを嘲笑うようにAJの入場テーマで登場すると「ゴールドバーグやジョン・シナと同様、自分とリングに上がればキャリアは終わる」とキャリア・キラーを自称し、その後も激闘を繰り広げたレジェンドの功績を軽んじる発言を続ける。

 これに激昂した元タッグ王者の相棒・ドラゴン・リーが、入場曲も待たずに乱入し、怒りのストライクとスピードで一気に畳みかける。しかし場外のタイムキーパー席でグンターがゴングを手に取り、ドラゴン・リーの顔面に炸裂。ここで攻守が逆転し、グンターはスリーパーを極める。

 複数のセキュリティが必死に引きはがそうとしても離さず、いったん離した後も執拗にスリーパーをかけ直すと、2回目はロープを利用してリーの上体を吊り上げる形で極め、通常のスリーパーではなく"吊るし上げる絞首刑"の地獄絵図に。ABEMA解説が「足が危ない」「宙吊りだ」と危機感を声に出すが、その間もグンターはドラゴン・リーが完全に抵抗をやめ失神するまで離さず、落ちたリーを見下ろし淡々と退場した。

 この衝撃の処刑シーンにファンも騒然。「絞首刑や」「やりすぎや」と、絵面からも決して大げさではない「殺人未遂」とのコメント。またグンターの容赦ない暴力性としつこさに「絞めオジ容赦ない」など半ば呆れた声も寄せられた。

 ここ最近で3人のWWEレジェンドの最後の相手に選ばれたグンターは、「スリーパー=キャリア破壊の象徴」という文脈を完成させ、ファンの期待を裏切るヒールとして存在感を高めている。特にAJ戦に関しては、これまでの強さの誇示だけでなく、形勢不利からのローブロー反則で盗んだ勝利とあって、もはやWWEファンにとってはヘイトの対象に。今後、ドラゴン・リーのリベンジなどAJゆかりの選手たちとグンターの長期抗争は避けられない状況となった。(ABEMA/WWE『RAW』)

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