■シールブームの裏で起きている様々な問題
シールブームは2025年から人気が広がり始め、秋頃にはその人気が一気に過熱した。ところがこのブーム、行き過ぎとも言える状況が生まれている。
本来は数百円で買えるはずのシールが、フリマサイトなどで定価を大きく上回る価格で取引されるケースもある。ロフトでは混雑やトラブルを防ぐため、販売を見合わせるとした。また、しまむらはオンライン販売でアクセスが集中しすぎた結果、オンラインストアでの再販売を中止すると発表している。
過熱する令和のシールブーム。子供たちの身の回りでもトラブルが相次いでいる。
「人気のシールを持っていると、そればかり欲しがられて、断れずにほとんどなくなってしまった子もいたみたいです。学童でシールを盗まれたことがあって…トラブルだらけで頭を抱えています」(娘が小学生のAさん、以下同)
こうしたトラブルを防ぐため、シールの持ち込みを禁止する学校も出ている。しかし、問題は子供だけではないようだ。
「大人のマナーの悪さも目立ちます。1家族1枚というルールを平気で破ったり、子供たちの列に割り込んでくる大人もいます。文句しかなくて、シールブームが早く終わってほしいです」
こうした過熱ぶりに対し、犬山氏は「私も最初は何がいいのかわからなかったけれど、実際にシールを見せてもらったら、宝石みたいでキラキラで、集める気持ちがわかるってなった。最近はボンボンドロップシールだけではなくて、“ウォーターシール”と呼ばれる中に水が入っているシールだったりとか、“おしりシール”と呼ばれるふわふわのお尻がついているシールとかもある。ただ、中には偽物もある」と、種類の豊富さについて言及。さらには、手芸用の樹脂であるレジンやボンドでシールを自作する動きもあるそうだ。
ブームに頭を抱える親たち…生まれる「シール格差」
