■ブームに頭を抱える親たち…生まれる「シール格差」
投稿サイト「発言小町」でも、シールブームをめぐって頭を抱える親の声が散見される。
「娘の友達間の変な格付けやマウントなどにうんざり。今は昔と違い、ネットであれこれ情報が入るため、動画サイトに出ていたのになんで手に入らないのかと、時折駄々をこねるときもありイライラします。私が通販サイトを眺めていると、娘がシールはないの?といろいろ言ってきて、イライラして怒ってしまい自己嫌悪です」(一部抜粋)
これに対し、犬山氏は「本当にネットで買えないんですよ。情報戦で。仕入れる文房具屋さんのインスタのストーリーを毎日チェックして、この日に入るんだってわかったら、少しのママ友に情報共有して、買いに行くような状況なので、これぐらいになっちゃうのはわかる。でもシールを親が労力をかけて買ってあげる家庭とそうじゃない家庭とのシール格差みたいなものってどうしても生まれてしまうのは問題だと思う」と懸念を示した。
さらには、いじめ問題に発展するのではないかと心配する親もいるようだ。
「シールに限らず、流行り物は持っていると人気者になったりすることはあるのでしょうか。また、流行り物を持っていなかったり、知らないと友達が離れたり、いじめの原因になったりしますでしょうか。流行り物に振り回されて、流行り物が全てで友達が決まるもんでしょうか」(一部抜粋)
これに犬山氏は「そこで流行っているもの以外のものが好きだと、居場所がなくなったり、そういう気持ちを抱える子も中にはいるかもしれない。シール交換は、大好きな友達に『これはレート度外視で、あなたがこのキャラクターが好きだからこのシールをあげるね』みたいな尊いやり取りも発生するけれど、シールが全てになってしまって、多様な価値観を認めないという考え方が子供に充満するとよくない。子供がシールにハマっている家庭こそ特に『シールが好きじゃない子もいるよね』という話はしておかないといけないと思う」との見方を示した。
「もしそこで喧嘩があったら、そこで学んでほしい。レアなシールを持っている子が偉いというわけではないよね、などと大人は家で教育はするけど、介入するのはどうなのかなとは思う。大人も今試されている気もする」(犬山氏)
(『わたしとニュース』より)
この記事の画像一覧
