ここでいう「修行僧」とは、航空会社のマイレージやポイントを貯める目的で、短期間で何度も飛行機に乗り、距離と回数を稼いでプライオリティの高い上級会員を目指す人たちのこと。
航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏は「空港から出ない。一旦到着ロビーに出て、そのままもう1回保安検査をして、飛行機に乗る。ある意味、“推し活”なんですよ」と説明する。
マイル修行やポイント修行と呼ばれるストイックな“修行”を経て上級会員になると、これまで味わったことのないワンランク上の世界が体験できる。
「ラウンジもビジネスクラスとファーストクラスの感じがまず違う。荷物もエコノミークラスに乗ってもファーストクラス用のタグが付けられるので、最初に出てきたり。これに関して言うと、1回それを味わってしまうとやみつきになってしまう」(鳥海氏、以下同)
鳥海氏によると、JALのダイヤモンド会員の場合、1年で120回乗らないとグレードが下がってしまうという。
多良間島から宮古島へは、およそ25分間前後、1日2往復運航している。“修行僧”にとって、飛行機に乗った回数を効率よく稼げる狙い目のルートに、今はポイントが倍になるキャンペーンが適用され、連日満席状態が続いているという。
「沖縄から出発して、宮古島行って、多良間行って、宮古行って、そういうのを沖縄の中で繰り返すと、最大12回、1日で乗れる」
実際に予約サイトを確認すると、2月11日までほぼ満席だった。
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