■“批判しない“から推しやすい?「自律した組織が楽しい」サポーターたちの熱気
チームみらいの躍進を支えたのが、党の理念に賛同しボランティアとして活動する「サポーター」の存在だ。街頭演説の周辺では、チームみらいのカラー“ミントグリーン”の上着を着た人々がいた。
「ビラを配るのも初めてですし、ポスターを貼るのも初めてですし、全て初めてのことだらけです」(サポーター、以下同)
「私も何もやったことがなかった人間なんですけど、全部ボランティアでやっていますので、選挙カーに乗ってウグイス嬢をやってみたり、街頭で呼び込みをやったり、チラシを配ったりしています」
サポーターたちは、自発的に動く組織のあり方に魅力を感じているようだ。
「誰に指図をされるということがなく、皆さんボランティアなので自由意思で参加している。それなのにチームワークが生まれるところが、これまでにない、仕事でも感じたことがないような自律的な組織が楽しくてやっています」
他にも、動画編集やSNS発信など、それぞれができることをできる時間にやっているという。活動に参加することでポイントを獲得でき、自分の貢献が可視化されるなどの工夫もあり、サポーターの登録数は3万人を超えている。
演説を終えた安野貴博党首に、サポーターについて聞いてみると、「ワンチームでございますので、チームみらいの欠かせないチームメンバー。昨年の5月に全く知名度がなかった頃から支えていただいて、ここまで来られたのは全国のサポーターの皆さんのおかげですので、今後とも一緒に頑張っていきたい」と感謝を述べた。
こうした取り組みを受けて、伊藤氏はチームみらいの「批判をしない」姿勢も世論に響いたと語る。
「民意を得たことはこういう組織作りのところもあると思う。また、今回みらいが支持を得ているのは“批判をしない”ところがポイント。今、批判はウケない。消費税の話についても、どこかの政党を批判したり、貶めたりすることはなく、ただただ自分たちの提案を打ち出していた」
支持を広げたとはいえ、獲得したのは11議席。どうやって存在感を出し、政策を反映していくのだろうか。
「少数だからこそ、自分たちの政策を訴え続けることに徹することも1つ。数合わせに与しないという見え方もすると思う。今の議席の規模感で言えば、実現力というところでは、小さな取り組みから1歩ずつ積み上げていくことが求められている」
(『わたしとニュース』より)
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