SNS上で、他人の善意や反応を隠し撮りする「検証動画」が物議を醸している。4人の高校生が1人をいじめる様子を演じ、周囲が助けるかを観察する動画や、街中でわざと財布を落として拾い主の反応を見る動画が数百万回再生される一方で、視聴者からは「人の善意で遊ぶな」といった批判の声も根強い。「ABEMA Prime」では、実際にこうした動画を投稿しているクリエイターを招き、その是非について激しい議論が交わされた。
動画クリエイターの人間スペシャル氏は、落とし物を拾った人の反応を検証する動画などを作成、SNSのフォロワー数・約92万人を抱える。人間氏は、動画制作のきっかけを「もともと街中とかで友だちと遊ぶことが多くて、その延長線上でTikTokをあげたりしていた」と語る。
動画が支持される最大の要因は「リアルさ」だといい、「やらせとか仕込みとか一切しない。本当に街中の人のリアルな反応を動画に収めている。そこが受けているのかなと思う」と、演出を排除した生身の反応を捉えていることを強調した。実際に、渋谷の街頭での撮影では、すれ違いざまに落とされた物に気づいた女性がすぐに声をかける様子が映し出されている。
人間氏は、この活動を日本国内に留まらず、世界各地で展開してきた。検証の結果について、「東京、ニューヨーク、ハワイ、ロサンゼルス、韓国、台湾、いろいろなところで(財布を)落とした」。財布の中身は1000円。財布がそのままなくなったのは、大阪での1回のみだという。
この活動に対し、2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏は冷静な指摘を飛ばす。「15年前ぐらいにアメリカのテレビ番組で、女の子が家に帰りたいと泣いていて『20ドルちょうだい』と言ったらどれぐらいもらえるかというものがあった」と説明。
検証動画の是非
