ABEMAの解説・堀江ガンツ曰く「(戸澤は)WWE入団10年目、アルファ・アカデミーに入って3年目ですからね。結果出したいところですよね」とのコメント通り、バックステージの陽キャラ、バイプレイヤーとして愛されてきた男の大勝負は、互いにリスペクトし合う名タッグ「ウーソズ」との真っ向勝負となった。
序盤、タッチを受けて登場した戸澤はハリケーンラナでジミーを捉えると、普段とはひと味違う奇声を上げながらスピンキックを連発、ジミーとジェイをまとめて場外に叩き落とし、勢いに乗った戸澤が軽くジャンプしながらトペを狙いロープへ走る。
だが…その行く手に立ちはだかったのは、対戦相手ではなく相棒のオーティスだった。困惑と怒りが入り混じった表情で「何やってんだよ」と喰ってかかる戸澤に、オーティスはニヤリと笑い、指を立てて「オレにいいアイディアがある」と告げると、そのまま戸澤の体をリフト。「NO NO!」という絶叫もむなしく、戸澤は場外のウーソズめがけて投げ飛ばされた。
これまでも、戸澤の"人間砲弾"シーンはあったものの、この日のオーティスのひらめきは的中し、ジミー&ジェイに命中すると2人は大の字に。同時にファンから「戸澤は投げるもの」「戸澤は武器」といったネタ・フレーズが飛び交い、「戸澤さんの使い方面白い」「おもちゃ扱いやん」と苦笑混じりの反応も見られた。
戸澤の奮闘は"人間砲弾"だけにとどまらなかった。試合中盤には2人まとめてミサイルキックで迎撃。かつてない男前の”マジ顔”でT-シャツ破りパフォーマンスを敢行すると、ジミーとジェイに4連続で「スーサイドダイブ」を敢行し無双モードに突入。リングに戻ってトップロープから超広角「セントーン・ボム」をジミーに命中させ、カウント2.9まで追い込んだ。
ベルトが見えかかった”アルファ・アカデミー”だが、一瞬の連携の綻びから戸澤がスーパーキックで迎撃され、エクソシストのようなブリッジで悶絶。最後はウーソズが得意のダブルチーム”1-D”でオーティスをピンフォールし王座防衛。試合後、戸澤が頭を抱え感情を露わに悔しがる姿にウーソズと相棒が駆け寄り健闘を称える姿も感動的だった。両チームがリング上で抱擁を交わした光景に会場からも温かい拍手と声援が贈られた。(ABEMA/WWE『RAW』)
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