■中道の参院合流は「全く見通しが立っていない」

 中道のベテラン議員からは「人事では党内融和を図った一方で、参議院の合流は全く見通しが立っていない。衆院と参院は全く融和できていない」との声もある。

 また、立憲の水岡俊一参院会長も「中道への合流について、新党結成の時の条件や約束であるとはお聞きしていない」としており、なかなか道筋がつかない状況だ。

 このまま合流しないと、衆参合わせると中道ではなく国民民主党が野党第1党になる可能性が見えてきた。国民民主の玉木雄一郎代表は「従来言われていたような参議院も、ゆくゆくは中道改革連合に合流するということにはならないのではないか」と話している。

 こうした状況について、伊藤氏は「政策のすり合わせなどは、立憲と公明は両党近しいところがあったので合流したという前提はあるとは思う。今後どういった法案を審議するのか、どういう体制で論戦を展開するのかというのもあると思うが、委員会の議席数や討論の時間は、どうしても国会の議席数で配分されるものがあるので、そことの兼ね合いで合流についてどう判断されるのかは、今後国会が始まってからのところだと思う」と見る。

「解党」の声も…負託を受けた責任
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