■YouTube動画再生数は約10倍に急増
「松本先生はまさに“投票の質”を指摘しているのかなと思う。YouTube動画の再生数が年々上がってきていて、選挙ドットコムの独自調査では、前回2024年の選挙関連動画が2.7億回、今回は28億回だった。約10倍ぐらいに引き上がっている。選挙は確かにイベント的になったという側面もあるが、誹謗中傷やデマも紛れ込んでいるとなると、そこは冷静な視点が必要だと思う。その上で、これまでは投票率が低すぎてイベントにすらなっていなかった状況がずっと続いていた。それに比べると、若い方が投票に行ってくれていることは、すごくいい兆候だと思っている」
「選挙というもの自体がそもそもイベント的な要素が確かにあって、その時々の民意を反映する仕組みになっているので、投票先は皆さん変えてもいいし、そのまま守ってもいい。その時のあなたが思う1票を託してくださいという。その時々で判断が変わるから、議員や首長には任期がある。なので、状況を知らないからといって投票に行く資格がないのではないかと考えずに、まずは自分が「ここがいいのではないか、ここが社会にとっていいのではないか」と思うところに投じるという行為は続けていっていただきたいと思うし、正解・不正解がないので、臆せずに続けていっていただきたい」
また、選挙が終わった後の政治への関わり方について、伊藤氏は継続的な監視の重要性を訴える。
「今回の選挙戦で論戦が少ないというのはおっしゃる通り。そこはむしろ選挙期間中の論戦だけではなくて、それこそ国会や地方議会の中で、普段からどういう意見が交わされてるのかを知っていただくことも、またいつ選挙があっても、判断する軸を作ることにつながると思う」
「1票で全てが変わるわけではないけれども、確実に明日を動かす力の1つになっていると考えていただきたい」
(『わたしとニュース』より)
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