■内閣支持率は高水準を維持も自民支持率は“横ばい”

 選挙ドットコムが2月14日、15日に行った最新の意識調査で、高市内閣の支持率は電話調査では63.6%と先月から3.3ポイント上がり、ネット調査では48.2%と先月から2.6ポイント下がった。

 この結果について伊藤氏は「振り幅としては増減が2ポイントから3ポイントぐらいあるが、高市内閣が発足してからの水準で見ると、ほぼその幅の中に収まっているところ。電話で6割で、ネットでも約半数取っているので、高支持率を維持していることに変わりはない。また、特に『強く支持する』層が電話の方で4割弱いるのも、根強い人気の基盤になっている」と分析した。

 一方、政党支持率を見ると、自民党は電話調査で28.5%(先月比2.3ポイント増)、ネット調査で19.8%(変わらず)という結果だった。歴史的大勝といわれる議席数に対し、政党支持率はそこまで高くない現状が浮き彫りとなった。

 これに伊藤氏は「調査は衆院選が終わったちょうど翌週の週末に実施していて、選挙の結果を反映した現時点での数字として受け取ってもらえたらと思うが、やっぱり自民党が大勝したけど上がりきっていない。水準としてみると、現在の高市内閣が前石破内閣の時と大体同じぐらいの水準なので、今の自民党の支持が高市総理の人気に依存していると言えるのがこの結果だと思う」とした。

 また、惨敗した中道改革連合は電話調査で10%(1.2ポイント減)、ネット調査で6.6%(1ポイント減)という結果になった。

「厳しい選挙結果だったこともあり、電話もネットも1ポイントぐらい下がっている。これが中道にとってのスタートラインとなる数字と思っている。与党の自民党にはだいぶ溝をあけられている状態なので、政権交代を目指すのであればどこまで詰められるのか、選挙の時の無党派層を獲得することもそうだが、支持層をどうやって広げるかも課題になってくると思う」(伊藤氏)

自民圧勝に「もっと少ない方が良かった」が約6割
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