■自民圧勝に「もっと少ない方が良かった」が約6割

 伊藤氏は、今回の選挙結果に対する有権者の受け止めについても触れた。同社の調査では「自民大勝の結果はどうでしたか」という質問に対し、「もっと少ない方が良かった」という回答が最も多く約6割、「もっと多い方が良かった」は全体の6〜7%程度だったという。

 伊藤氏は「今回の結果を意外に思われている方もあるのかなと思っている」と語る。本間智恵キャスターが「“思っていたよりも自民党が勝った”と皆が思っているということですね?」と尋ねると、伊藤氏は肯定しつつ、その背景にある「メディアシフト」の影響を挙げた。

「1つはメディアシフトが大きいと思っている。小泉旋風が起きた郵政解散の時のように、テレビで皆さんが情報を得ている時代には、こういった熱気を皆さんが共有できる共通の話題や情報基盤があったわけだが、今はネットで情報を取得している方が多い。そうなると、皆さんそれぞれが見ているニュースが違ってくる」

「これがアルゴリズムによって関心があるものばかり表示される“おすすめ機能”というものもあるので、高市総理を応援している方にとっては『今回の結果は当然だ』と思われるし、別の勢力を応援している方にとっては『なぜこんなに勝ったのか』と意外に思われるところがあるので、そこも起因している」

(『わたしとニュース』より)

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