
史上最速の夏日となりました。東京・青梅で25℃となるなど「初夏の陽気」となった連休最終日。この季節外れの陽気はいつまで続くのか。そして「恵みの雨」はいつ降るのでしょうか。
2月なのに夏日
春を超え、すっかり夏の陽気です。
東京・青梅では、気温25℃を超え関東初の夏日に。東京都内では2月として、観測史上初めての夏日です。
80代
「急に暖かくなって気持ちはいいけど、ちょっと動くと汗が出る」
山梨でも、本州初の夏日に。和歌山・新宮も近畿初の夏日となりました。
河津桜の開花早まり見頃
この暖かさに、花も“想定外”の開花です。
3連休最終日。神奈川県松田町では、河津桜が満開です。
観光客
「来週散ってしまうかなと思ったので何とか来た、早く起きて。天気も良くてうれしいです」
早咲きの河津桜。今年は例年に比べ暖かく、さらに開花が早まりました。
まつだ桜まつり 実行委員長
鈴木浩二さん
「昨年が2月8日がスタートだったので10日ぐらい早い。想定外です」
23日も今年初めて20℃超えと、初夏の陽気に。タンクトップで、ソフトクリーム片手の花見です。
観光客
「桜餅のアイス。暑いです」
「めちゃくちゃ暑くて汗だくです」
花粉と黄砂“Wパンチ”
異例の暖かさ。前倒しは、桜だけではありません。北九州の公園を彩る、黄色いミモザが間もなく見頃を迎えます。
到津の森公園 山鹿舞子さん
「去年は寒くてこの時期は見頃ではなかったが、今年は暖かかったので七分咲き。日当たりの良いところは見頃に差し掛かる」
今年初めて20℃に達した東京都心。気象庁は23日、関東地方で春一番が吹いたと発表しました。
「春真っ盛り、春を通り越したくらいの暖かさ」
ただ、“厄介なもの”も運んできます。
観光客
「くしゃみが止まらない」
「薬を飲んでもつらい感じだが、天気がいいので頑張って外に出ている」
関東では、気温の上昇とともに花粉がピークを迎えています。
鳥取などでは、黄砂も観測されました。
中国人観光客が激減で変化
がらりと様変わりした観光地も…。
イタリアから
「日本の冬が見たかった。素晴らしい気候。(冬なのに)上着なしで歩き回れる」
かなたに、富士を望む山梨・忍野八海。富士の雪解け水が澄んだ池に、多くの観光客の姿が見えます。
様変わりしたのは、その“観光客”です。
2016年、同じ時期の映像では、中国人観光客のゴールデンルートの一つ“富士山”を多くの中国人が訪れていましたが、数十台以上止まっていた大型バスは、その台数を大きく減らし、乗用車が増えていました。
忍野村観光協会 渡辺喜久一さん
「大きく減っているのは中国の人が4分の1近くになった」
中国や、マレーシアから来る観光客が大きく減ったそうです。
日本に住む中国人
「去年2月に来た。きょうも富士山を見てゆっくりする。客が明らかに減った。中国人客が減りました」
ただ、影響はさほど受けていないといいます。
渡辺さん
「フランス・ドイツ・イタリア・オーストラリアも増えている。(それらの国が)埋め合わせして国内も若干増え前年とほぼ同じ客数」
中国人観光客が減った分、ヨーロッパや国内の観光客が訪れ、去年と変わらない人が訪れているそうです。
イタリアから
「富士山を見に来た。素晴らしい場所、日本にしかない」
深刻な渇水 新玉ねぎも打撃
季節外れの陽気となった3連休最終日。
瀬戸内海に浮かぶ淡路島も、このにぎわいです。 ここの施設で圧倒的な存在感を放つのが、「玉ねぎ」です。
うずの丘 大鳴門橋記念館
谷間正和支配人
「(新玉ねぎは)生で食べられるくらい甘い。出せば売り切れている状態」
ただ、春に旬を迎える特産品の「新玉ねぎ」にも、異常な天候の影響が…。
大阪から
「いつもより少ない感じ」
谷間支配人
「生育が遅れている。例年の半分もいかないくらい」
全国的に広がる「渇水」による被害です。
島内にある「牛内ダム」。牛内ダムの貯水率は、先週の時点で19%にまで落ち込んでいます。
平年2月の貯水率は、60%台。通常時のダムと比べると、23日は水位が大きく低下。今後も少雨が続けば「給水制限」の可能性も出てきます。
玉ねぎの畑では、すでに渇水の影響が表面化。
淡路フィール 島田正行代表
「もう乾きすぎて全然固まらない」
南あわじ市の先月の降水量は、なんと、ゼロ。
「本来だと、ここくらいまでになっていて、葉っぱがもう1枚2枚余分に出ている時期になる」
島田さんによると、葉っぱの数や大きさが、「玉」の大きさに比例するといいます。
「収量に直接結びつくので収入面においてはかなりの打撃を受ける。雨が降ってもらうことを願うばかり」
(2026年2月23日放送分より)
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