——レーンの役作りとしては、第1章での演技をベースにされていたのでしょうか。
斉藤:そうですね、第1章の収録時に音響スタッフの方からもし別の作品の世界線だったらレーンが主人公であってもおかしくないイメージで、青二才のような若武者のような感じで演じてくださいと言われていました。
第2章では出番自体は少ないのですが、彼は彼自身の物語の主人公だと思っている気はしますので、そこは第1章と同じニュアンスが出ていればいいなと思って演じていました。
——レーンを演じられた立場から見た、本作の主人公のハサウェイの姿はいかがでしたか?
斉藤:言い方が難しいのですが、100%共感できないという人物でもなくて……。彼自身いろいろな物事を背負わされ過ぎている部分もあって、引くに引けない状態になっているのかなと。外的要因によって彼が狂気に落とし込まれている部分もあるのですが、狂気の淵に歩んでいかざるを得ないということを、自ら選んでいるような側面もあって。
ですが、レーン・エイムの声を担当しているものとして、レーン的には(ハサウェイの心情や考え方は)まったく理解できないことだろうと考えました。
——本作のエンディング主題歌が、Guns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)の「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」ということも話題を呼んでいます。レーンとハサウェイのシーンを観て聴くと、作品のムードと歌詞がこんなにもリンクするのかと、驚きました。
斉藤:僕も映画を拝見するまで(エンディング主題歌がガンズであると)まったく存じ上げなかったので、アクセル・ローズっぽい声だなという印象で、「もしや?」と思いました。
歌詞が新訳されていることで、原曲のニュアンスにプラスして『閃光のハサウェイ』という作品に非常にマッチしていると感じましたね。「僕たちはどこへ行くんだ」ということは、みんなが感じたのではないでしょうか。
——観客はもちろん、ハサウェイたちも感じているでしょうね。
斉藤:第2章として完結もしつつ、次にも繋がっている絶妙な曲のチョイスだったのではないかと感じます。
レーンとハサウェイのシーンは、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』における見せ場のひとつとなる。ぜひ劇場に足を運び、その目で確かめてみてほしい。
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取材・テキスト/kato
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