■親の接し方がカギ「No.1よりもOnly one」
一方で、早生まれには体格が小さいなど、自己肯定感が下がりやすい環境があるという懸念もある。瀧教授は、大人側の接し方の重要性を強調する。
「私たち大人、あるいは保護者がどうやって早生まれの子供たちに声をかけるのかが大事。早生まれの子供たちは、自己肯定感が下がりやすい環境が遅生まれの方々よりも多い可能性がある。私がいつも思っているのは、『No.1よりもOnly one』」
「『自分ちょっと体格も小さくて足も遅いけど』と思っていたとしても、『でも、あなたはこれとこれとこれがあるでしょう』って。これは自己肯定感も全然下がらない。こういう『Only one』というものをどんどん保護者は子供に見つけてあげると、自分はそういう大事な存在なんだと思える。こういう声かけをしてあげるのがすごく大事」
これにくわばたは賛同し「大きい・小さい、太っている・痩せている関係なく、今のあなたは生きているだけで素晴らしいんだよ、これだけでいいと思う」とコメント。
またデメリットとして挙げられることについては「結局大人が思っていること。大きくなったら、野球やサッカーで初めて試合をして負けて悔しいとか、もっと練習を頑張ろうとか、体格が大きくなりたいならこんな運動をしようとか自分で頑張ることだと思う」と語った。
さらに、自身の経験を振り返り「年齢を重ねていくことで、マイナスなことが本当にない。逆に早生まれでよかったことしかない。周りの友達が50歳だけど、私だけまだ49歳。『1番最後に歳を取るから本当に羨ましい』ってずっと言われ続けている」と明るく話す。
成長の差を心配する親に対しては「同じ学年でも生まれた日が違うのだから成長が遅くて当たり前。それを親が当たり前と思うことができるかどうか。早生まれも遅生まれも正直関係ない」とエールを送った。
(『わたしとニュース』より)
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