シリーズ開幕局は、挑戦者の増田八段が先勝を飾った。相掛かり模様の出だしから、増田八段の研究が突き刺さる形で進行。主導権を握ると終盤では一気に差が開き、絶対的な終盤力を誇る藤井棋王を持ってしても追いつくことはできず。そのまま増田八段が駆け抜け、嬉しいシリーズ初勝利を飾った。
続く第2局・金沢対局では、藤井棋王がすぐに追い付く結果に。矢倉模様の出だしから、ここでも増田八段が先にペースを握ったかと見られたが、ねじり合いの中で思うようにリードを拡大できず。めまぐるしく形を変えていく中、増田八段は玉の堅さを活かして攻撃に出たが、角銀交換から玉の広さを強みとする藤井棋王が流れを引き戻してみせた。終盤戦の激しい攻防戦の中でも藤井棋王が的確な指し回しで圧倒すると、そのまま押し切って白星を奪った。
本局の舞台は、新潟市の「新潟グランドホテル」。棋王戦では常連の開催地となっているが、本局ではどのような名局が生まれるのだろうか。期待は高まるばかりだ。持ち時間は各4時間。本局の先手番は藤井棋王。
(ABEMA/将棋チャンネルより)




