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【映像】韓国二冠王者の“振る舞い”に怒りの悶絶KO
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 クリンチ、さらに組み逃げからのバックブローなど、韓国“二冠王”ファイターの泥臭い攻撃に、現王者が怒りの“キラー・モード”を発動。ボディへ三日月蹴りを突き刺し、最後は腰の入った左ボディで相手を打ち抜くと“くの字”になり悶絶。感情むき出しながら容赦ない冷酷さを持ち合わせた完璧なKO劇が「荒々しいのはOK」と識者をうならせた。

【映像】韓国二冠王者の“振る舞い”に怒りの悶絶KO

 2月28日、後楽園ホールで開催された「Krush.187」のメインイベント。石田龍大(POWER OF DREAM)対ク・テウォン(仁川YAK GYM)の試合は3ラウンド、石田がテウォンへボディへの蹴りと左フックの集中攻撃で悶絶KO。意地と意地が激突した王者同士の戦いで、テウォンのクリンチを巡って喧嘩さながらの殺伐とした荒々しいシーンが連続する荒れた試合を見事に制した。

 石田は、プロデビュー後、2戦目での黒星以降は連勝街道に乗り、第9代Krushフェザー級王者となり現在は11連勝中。対するテウォンは戦績29戦18勝11KO、MKF -60kg王者とHEROスーパーフェザー級王者の実績ある韓国二冠王者だ。

 試合前から両者、顔をミリ単位まで近づけてメンチを切るバチバチモード。この殺伐とした空気感が徐々にこの試合を支配していく。第1ラウンド、石田はサウスポー、テウォンはオーソドックスで構え、静かに距離を測る。徐々に石田が左ミドル、ロー、ボディストレートを的確に当てて主導権を握る。

 2ラウンド、石田はプレッシャーを強め、ジャブと左ストレート、ボディ打ちを軸に手数で上回りながらポイントを重ねる。中盤、前に詰めたテウォンが頭から行ってさらにクリンチで押し込むと、石田はゼロ距離からガン睨み。テウォンはパンチの打ち返しやヒザで対抗するものの、石田の連打やヒザをことごとく被弾する苦しい展開。

 さらに石田がねじ込んだ左のテンカオを被弾し、組みで逃げたテウォンに対して石田が怒り気味に腕で振り払うと、拳をふるう。ここは過度な追撃行為としてレフェリーが石田に警告。しかし、この“喧嘩5秒前”の空気にABEMA解説・卜部弘嵩は「荒々しいのは僕の中ではOK。気を抜いてる方が悪いと思う」と好戦的な石田の姿勢を支持。するとそれだけでは終わらず、再びクリンチのテウォンが離れ際にボディへのミドルを追撃するなど不穏な展開が続く。

 3ラウンド、開始直後から石田がさらにギアを上げ、左三日月蹴りを連打。明確にボディに照準をシフトする。再び組んだテウォンだが、掴みからの離れ際に今度はバックブローを一閃。危険な展開に石田は感情を抑えながらも淡々と三日月をボディへぐさり。さらに左フックをドンピシャでボディに突き刺した。この一連の攻撃にテウォンは“くの字”となって土下座ポーズでうずくまるように悶絶ダウン。そのまま立ち上がれずレフェリーストップとなった。

 この日の石田は被弾を最小限に抑えながら「三日月→ボディKO」という理想的な勝ちパターンで勝利。効果的な三日月での削りにファンから「お、ないす三日月」「見えない三日月」やなどの声。体重が乗ってボディにめり込む最後のボディフックには「強すぎる」「レバーか」「ボディ一発か」と感嘆の声が上がった。

 試合中、荒々しい攻防があった両者だったが、試合後には互いに王者らしくグローブを合わせて健闘を称え合うシーンもあり、終わってみればノーサイド。試合後のマイクで石田は先月25日に契約満了でベルトを返上して退団。さらに27日、3月28日に開催される「RISE ELDORADO 2026」でRISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)と-59kg契約のSuperFight!で対戦することが発表された寺田に言及して「寺田匠が返上したK-1フェザー級王座は自分が獲る」と宣言。タイトルを返上して退団した寺田には「ギリギリまでベルトを持っていたからには、K-1を背負って絶対他の団体で負けるな」と元王者へエールを贈る余裕も見せた。

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