そんな彼女を救ったのは、15歳になった長男・レイトくんの行動だった。昨年の体育祭、借り物競走に出場したレイトくんは、提示されたお題を見るなり、観客席にいたヒトミさんの元へ一目散に駆け寄り、「ママ!来て!」と手を取った。その時のお題は、なんと「美人ママ」。
番組で公開された実際の映像には、レイトくんと手を繋ぎ、笑顔でトラックを駆け抜けるヒトミさんの姿が。ゴール手前で派手に転倒してしまうハプニングもあったが、レイトくんは「(ママが)転んでたけどね」といじりながらも、母を自慢の存在としてエスコートした。
ヒトミさんは涙を拭いながら、「自分が子供の頃の運動会はいい記憶がなかった。でも、レイトがほかの誰でもなく私を連れて行ってくれた。育ててきて良かった、整形して良かった」と告白。母親に否定された悲しい記憶が、20数年の時を経て、息子からの「全肯定」によって塗り替えられた瞬間だった。
凄絶な過去を乗り越え、現在は「生まれ変わってもまた自分になりたい」と言い切る彼女の強さと、スタジオの出演者たちも感動していた。
