3月6日、ニュース番組『わたしとニュース』にハーバード大学 医学部准教授の内田舞氏が出演。その際、番組に寄せられた視聴者コメントに対し、苦言を呈する場面があった。
【映像】「だったら結婚するなよ」に内田舞氏が笑顔で返答する瞬間
この日は高市総理が進める「旧姓の単記」案や「選択的夫婦別姓」について取り上げ、内田氏は選択的夫婦別姓の必要性などをコメントしていた。
また、夫婦が別姓になることで「子どもの姓を決めるときに揉めるのではないかと言われている」ことについても言及。以下のように見解を示した。
「子どもの姓は、現在の制度でも結婚時に主体的にカップルが選んでいる。ただ現状では、子どもが父親の姓になるのが自然だろうという社会の無意識の前提のもとで決められているため、結果として圧倒的多数のケースでは、女性の姓が子どもに引き継がれていないということが起きている。夫婦別姓になると子どもの姓をどうするのかという議論は、議論になること自体が、実は男女の権利のバランスを少しだけ平等に近づけていることでもある。男女の権利のアンバランスをいかに平等に近づけるかという議論、そして考え方が進んでほしいなと思う」(内田舞氏、以下同)
この放送を受け、「だったら結婚するなよ」と視聴者がコメントで反応した。これに対し内田氏は「結婚するかどうかと、自分の名前を持ち続けられるかということは、別の問題」と笑顔で返答。「また、どちらかが名前を手放さなければならない制度になっていることと、実際に約94%が女性の方が姓を変更している現実を考えると、こういった負担が特定の側に偏っている社会の在り方こそ、議論の目を向ける点なのではないか」と答えた。
さらに「じゃんけんで決めよう」というコメントも。これにも内田氏は「1つの手段だと思うし、特定の側だけが負担を負って当然だと思わないことが議論の一歩なのではないか」と返答した。
(『わたしとニュース』より)
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