■世界中へ拡散されたパンチくん…バズった投稿者は「怖くなっちゃって」
世界的なブームとなっている、市川市動植物園のパンチくん。オランウータンのぬいぐるみを抱えてちょこんと座る姿の画像が投稿されると、またたく間にSNSで拡散され、一気に注目を集めた。園には、ぬいぐるみを抱えて動き回るパンチくんを一目見ようと、多くの人が訪れるようになっている。
パンチくんの人気に火がついたきっかけには、SNSが深く関係している。市川市経済観光部動植物園課の安永崇課長は「今回のパンチに関してはXですね。やっぱり非常にバズったというか、SNSが拡散しやすい時代になったという世相はあるのかもしれませんが、パンチに関しての爆発力・拡散力は凄まじいものだったと思っている」と語る。
2月初旬に園がパンチくんの画像を「#がんばれパンチ」とハッシュタグを付けて初投稿したところ、さまざまなSNSで拡散され、その評判は日本のみならず世界へ広がった。
投稿を見て園を訪れたファンは「このちょっと異常とも思える拡大したブームを見ると、パンチが早く元気に大きくなって、オランママ(ぬいぐるみ)を手放して、『どの子がパンチ?』ってなってほしいなと思っています」と成長を願う。
さらに、自身が投稿した写真がニューヨーク・ポストにも使用され、いいねが5万以上つくなどバズった投稿者のたつごさんは、当時の心境を明かした。
「韓国とフランスからは連絡が来て、『どうぞ使ってください』という感じで(伝えたが)、アメリカのニューヨーク・ポストには知らずに写真が使われていて、いつの間にかアメリカデビューしていた。いいねの数が尋常じゃないぐらい来ちゃって、最初は『おーすごー』って感じでしたが、だんだん怖くなっちゃって『これ大丈夫かな』ってちょっと思いました」
街で外国人にパンチくんを知っているか聞いてみた。「パンチ!見たかったけど行列が長すぎて。インスタグラムで知った」(カナダから)、「みんなインスタグラムで知ったんじゃないかな」(ドイツから)、「TikTokみたいなSNSで知った」「かわいいし、新しいお母さんを見つけたのは面白い」(スウェーデンから)
このようにSNSの拡散力で世界中に知れ渡ったパンチくん。今後のSNS展開について、市川市の安永課長は次のように述べる。
「パンチという存在がいろいろな方に影響を与えていることについては、私たちとしてはそのこと自体は嬉しく思っています。我々もできるだけ事細かにパンチの様子だとか、皆さんに安心していただけるように、市川市動植物園としてはこう考えているんだよというようなことをメッセージという形でSNSやWebサイトで発信しています。それは英訳版も同時に掲載しています。ご心配をおかけしないように、丁寧な情報発信に努めていきたいと思っています」
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