<大相撲三月場所>◇初日◇8日◇大阪・エディオンアリーナ
大相撲三月場所の初日、幕内の土俵で誰もが予想だにしなかった衝撃的な幕切れがあった。鋭い立ち合いから攻め込んだ力士が、突如として膝から崩れ落ちる異変が発生。目の前の出来事に勝利した力士も困惑の表情を浮かべ、館内は一時騒然。ファンも「一山本ビックリしてる」「こわい倒れ方」など動揺した。
前頭六枚目・一山本(放駒)が、前頭六枚目・阿武剋(阿武松)を押し倒しで下した一番。立ち合い、一山本は頭から低く当たると、すぐさまもろ手で阿武剋を激しく突き起こした。さらに間髪入れずにもう一度頭から当たっていった次の瞬間、阿武剋の左膝がガクリと折れ、そのまま土俵に沈み込んだ。
「何が起こった?」一山本も困惑した予期せぬ結末
あまりに突然の出来事に、一山本は勝ちを喜ぶどころか、心配そうに阿武剋を見つめて困惑。自ら立ち上がった阿武剋だったが、足元はおぼつかず、最後は呼出に肩を借りて土俵を下り、足を引きずりながら花道を下がっていった。
「こわい倒れ方」とファンが動揺した一番について、ABEMAで解説を務めた元横綱若乃花の花田虎上氏は「膝が入って倒れるときは相手の一発、一撃が入って脳震盪を起こしていることがある」と即座に分析。リプレー映像を確認すると「あ、当たってる。脳震盪を起こしてるんですよ。一発目、(一山本の頭が)顎に入っている。で、次でもう一発。脳が揺れているんです。ボクシングで言えば、カウンターパンチが入っちゃった」と、阿武剋が崩れ落ちた原因を解説した。一方で、一山本の相撲については「いい立ち合いでした。立ち合いの当たりも」と、その鋭さを高く評価した。
一山本の鋭すぎる一撃が生んだ予期せぬ結末に、ABEMAのファンから「一山本ビックリしてる」「気にしないで一山本」「ずっと気にして見てるな」など、戸惑う勝者をフォローする声が殺到。また、花田氏の解説を受けて「脳震盪かあ」「脳震盪から崩れたんだな」「そういうことか」など納得すると同時に、改めて大相撲の激しさに驚くコメントが多数寄せられていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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