そんな中で生まれたのが後半終盤の決勝ゴールだった。途中出場したMF松澤海斗が左サイドのタッチライン際で畑からボールを受けると、ドリブルで仕掛けてから中の伊藤へパスを預ける。その瞬間、松澤はディフェンスラインの背後へスプリントを開始した。
ボールを受けた伊藤は、松澤の走り出すタイミングとコースを見極める。右足のインサイドで送り出したのは、DFとDFの間を正確に射抜くスルーパスだった。GKが飛び出すことも、DFがカットすることもできない絶妙なコースとスピード。まさに“ここしかない”タイミングのパスが、ペナルティーエリア内へ通る。
このボールを受けた松澤はGKと1対1の状況に。右足インサイドでワンタッチのシュートを流し込み、ゴールネットを揺らした。途中出場の松澤が決めたこの一撃が、試合を決定づける勝ち越しゴールとなった。
実況を務めた原大吾は「極上のスルーパスでした」とアシストした伊藤のパスを取り上げた。
SNSでも「本当に最高すぎる!」「完璧なアシストと完璧なゴール」「伊藤涼太郎のスペースの作り方とパスコースが好きすぎる」「海斗選手のスピードを活かした伊藤選手のパス最高」「エロすぎる」「畑→松澤→伊藤→松澤、めちゃくちゃ良いゴール」と称賛するコメントが相次いだ。
STVVは勝ち点を57に伸ばし、首位のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズと勝ち点3差に。上位6チームによるプレーオフ1への進出を決めているなか、首位通過へ望みをつないでいる。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)





