【SVリーグ】広島サンダーズ 2ー3 ウルフドッグス名古屋(3月7日・男子第16節)
男子バレーで、ビッグサーバーが放った強烈なサーブがリベロを強襲。まるで相手を追尾するように急変化する軌道に元日本代表選手も「ボールが向かってくる」と驚嘆した。
3月7日に大同生命SVリーグ男子の第16節が行われ、ウルフドッグス名古屋は敵地で広島サンダーズと対戦。試合中盤、日本屈指のサーブの名手が凄まじい一撃をお見舞いした。
ウルフドッグスが第2セット14ー17と追いかける展開でサーブを担当したのが宮浦健人だ。強烈かつ鋭く変化する“バナナサーブ”が代名詞のアウトサイドヒッターが助走をつけてジャンプサーブを放つと、目にも止まらぬ勢いで決まってワンタッチのサービスエース。ボールはわずかにアウトに外れる軌道だったものの、対峙する選手の身体をかすめた。
このサーブを見た元日本代表で、試合を中継したABEMAで解説を務めた福澤達哉は「宮浦選手、バナナサーブってのが特徴なんですけど、左から巻いてくるのでアウトで避けようとしても曲がってくるんですよ。その分、おそらく肩に当たったんだと思う」と説明。同じく、中継でゲストに登場したお笑いタレント、ラランドのニシダも「あんだけ速いのが曲がってきたら避けられないですよね」と、驚いた様子でコメントを残した。
中継でリプレイが流れると、その鋭さがより鮮明となる。宮浦がボールをインパクトした直後、ボールはギュンと内側に急変化して、まるで野球の高速スライダーのように放たれたボールが、リベロを急襲していたのだ。対峙した広島サンダーズのリベロ・高木啓士郎もアウトを確信して咄嗟に避けようと身体をのけぞらせたものの、その速さと鋭さの前にかわすことができず、後方に倒れ込んでそのまま大の字になって悔しさをあらわにしていた。
この一撃にはファンもリアクション。SNSやABEMAのコメント欄では「宮浦様エース!!」「宮浦くんのサービスエース!!!」「肩にあたったのか」「バナナってる〜」と興奮した様子で、宮浦のサービスエースに驚愕と称賛するコメントが寄せられていた。
この試合はこのシーンの1本だけだったものの、宮浦はすでに、今季32試合で38本のサービスエースをマーク。効果率も11.7%を記録してリーグトップ10にランクインするなど、“宮浦のサーブ”は対戦相手が最も警戒するウルフドッグスの強みとなっている。
なお、試合は3位・ウルフドッグスが6位・サンダーズの粘りに遭いながらも、フルセットの末に3―2で勝利を収め、6連勝を飾った。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
この記事の画像一覧

