ABEMAのアニメチャンネルにて、3月6日(金)夜9時~10時にわたり『SHIBUYA ANIME BASE(#シブアニ)』#78が生放送された。今回はゲストに『コードギアス 反逆のルルーシュ』『ONE PIECE FILM RED』などを手掛ける谷口悟朗監督と、Rain Treeの綾瀬ことりを迎え、映画『パリに咲くエトワール』の特集や、映画『ドラえもん』の最新情報などが紹介された。
番組のメインコーナーでは、谷口監督の最新作である映画『パリに咲くエトワール』が特集された。1912年のパリを舞台に、画家やバレリーナを夢見る少女たちの物語を描いた本作。PV映像を見た綾瀬ことりは「作画がすごいきれいで見入ってしまいました」とコメントした。本作は完成までに約8年もの歳月がかかったといい、その理由について谷口監督は「受けてくれる制作現場が小さく、普段の仕事の隙間で作っていくしかなかったことと、コロナ禍でフランス側のチームとのやり取りが全て止まってしまったこと」が原因だと告白。「途中『これ、もうできないんじゃないか?』ということが何回もあった」と過酷な状況を振り返り、「期間が長くなるとお金もかかってくる。プロデューサーがいつ夜逃げするのかなって(笑)」と冗談交じりに語りつつ、「過去にギャラを取りっぱぐれたこともあります」と赤裸々な苦労話を明かした。
さらに、本作の制作秘話も明らかに。キャラクター原案を務めた近藤勝也氏のデザインについて、「近藤さんの絵は上手すぎるから、線がすごい少ない。そのデザインの中に隠れた立体や面がある」と熱弁し、それを他のアニメーターが描きやすいように、総作画監督の山下氏がキャラクターデザインとして整理し直したという制作の裏側が公開された。また、背景もあえて手描きにこだわり、「デジタルだと直線が綺麗すぎたり、カチッとしすぎちゃう。ちょっとファジーな線が欲しかった」と手描きならではの空気感や情報密度の調整について語られた。
番組はキャスティングの話題に
