■「憲法を軽視する暴走」への懸念
共和党員でありながらトランプ氏のやり方に不満を抱く、自由主義研究所のマット・ノイズ氏は、一連の軍事行動が民主主義の根幹を揺るがしていると指摘する。「アメリカでは、議会が戦争するかを決めないといけない。トランプ氏は『作戦』と主張しているが、他国のリーダーを殺しているからこれは『戦争』だ。その理由だけでも私はこの戦争に賛成できない」と述べ、議会の承認なき武力行使を批判した。
さらに、大統領という巨大権力の私物化について、「トランプ氏は個人的なクセが強い。勝手にやることを、みんな嫌がっている。憲法が定める大統領の権限以上のものだ。それは保守派があまり好きではないところだ」と、共和党が重んじる法治主義からの逸脱に警鐘を鳴らした。
また、「自分への支持・不支持が基準になっている。違う意見を言うと、トランプ氏があまりにも強く叩き潰そうとする」と語り、自由な議論が封殺されている現状を明かした。
■「分断国家」悲劇と党の変質
