■「若い世代に恐怖心を与えてしまっている」
どんな支援があったら、子どもをほしいと思うのか。ともきさんは「子育て世帯への助成がもっと手厚くなれば」、みずきさんは「出産手当やキャリアが断絶しない環境作り」を望んでいる。一方で、はるさんは「経済的サポートだけがあっても今すぐ産もうとは思わない」。
立命館大学准教授の富永京子氏は、社会運動の中で「子育ての苦しさ」が強調されすぎている側面を指摘する。「『苦しい』と言わないと支援を勝ち取れない構造がある。一方で、それが若い世代に『そんなに苦しいのか』という恐怖心を与えてしまっている。社会全体で育てるという通念があれば、親の責任もこれほど重く感じずに済むのではないか」と分析した。
■「子どもがほしいと言うことに罪悪感がある」
