3月15日、WRC(世界ラリー選手権)第3戦サファリ・ラリー・ケニアでトヨタの勝田貴元が34年ぶりとなるWRC日本人優勝。トップに浮上した競技3日目デイ3には荒れた路面で乾坤一擲の走りを見せた。
サファリ・ラリー・ケニアは1973年のWRC創設年に初開催された伝統のラリーで、首都ナイロビの北東にあるナイバシャ湖周辺に展開されるグラベル(未舗装路)ステージで争われる。
壮大なアフリカの自然のなかを走るスケールの大きな一戦だが、ところどころに石や岩が転がっており、雨天時には路面が泥状のぬかるみとなる。「世界一過酷」と呼ばれるこのラリーでは、例年、そして今年も多くのマシンがトラブルに見舞われてきた。
チームメイトやライバルにアクシデントが発生したこともあり、勝田は14日に行われたSS14で総合トップに立つ。SS15では、後方から追い上げつつあるフォードのアドリアン・フルモーのタイムを気にしつつも、勝負どころを全力で駆け抜けて2番手タイムを記録した。
劣悪な路面状況で180km/h超をマーク
