【WRC世界ラリー選手権】第3戦 サファリ・ラリー・ケニア(デイ4/3月15日)
WRC(世界ラリー選手権)第3戦がケニアで開催され、トヨタの勝田貴元が初優勝を飾った。チームメイトのオリバー・ソルベルグは前日のデイリタイアもあって10位に沈んだが、最終ステージでは看板を破壊する火の玉のような走りを見せ、中継が騒然となる一幕があった。
14日の競技3日目午前まで総合トップだったソルベルグは、リエゾン(移動区間)でマシントラブルが発生し、デイリタイアとなった。しかし、チームが翌日までにマシンを修理してくれたことで、最終日となるデイ4は朝から競技復帰。
最終SSパワーステージでは、暫定ベストタイムを出した大先輩セバスチャン・オジエの後に出走すると、各区間タイムを次々と塗り替えていく。ただ、どのコーナーも全開で突っ込んでいくため、サファリの凸凹な路面で跳ねまくって、今にもコース外へ吹っ飛びそうな雰囲気を漂わせていた。
そして最終エリアの左コーナーでは、ついにマシンが堪えきれずにコースアウト! しかし、コース外に設置されていた広告看板を2枚連続で破壊しながら、なんとか体勢を立て直してコース復帰。実況の布施宏倖アナウンサーも思わず「ここはぶつかった! 大丈夫か!?」と叫んだが、そのままフィニッシュラインを通過し、ベストタイムを記録した。
「さすが“ミスターハリウッド”の息子」
