「明らかに侵略戦争」イラン側から見た実情…「国際法は今や存在しないのか?」「象徴的な戦争」研究者が解説

(2/2) 記事の先頭へ戻る

 地元メディアなどによると、ハメネイ師殺害に関してイスラエルは数年前からテヘランの交通監視カメラをハッキングし、現地の詳細な地理やハメネイ師の日々の動向を把握していたという。

 また、イスラエルはハメネイ師が殺害されたテヘランの邸宅付近の電話のネットワークを妨害し、警護要員に通話できない状態にしていたという。

「“パンドラの箱”を完全に開けてしまったのが今回のイラン攻撃の最大の問題点。核保有国だと事実上ほぼ世界が認めているイスラエルとアメリカが核保有国でないイランに対して攻撃をしたということは、しかもトランプ政権のように関税を武器に『自分こそが主導権をとるんだ』と覇権を進めていく。国際法など今や存在しないのか?と思うような事態が平然と行われている。一体正義はどこにあるのか?根本的に考えさせられる非常に象徴的な戦争」(中西教授)

 また、中西教授は、私たちの知る情報もまた、一方的ではないかと指摘する。「イラン側の被害がどれだけ甚大なものか報道しきれていない。アメリカ兵の(死者が)1桁に対して(イランは)4桁が亡くなっている。無実で何の悪いこともしていない人たちの命が毎日失われていることに対する感覚が普段の報道では十分にされていない」。

 アメリカの掲げる正義は、侵略を受け、命を失った側から見れば言われなき暴力にすぎない。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(9枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る