序盤、ミチンはドロップキック、コーナーでの連打、トップロープからのヘッドシザーズと快足を飛ばし、場外へのクロスボディまで決めて観客の期待を煽り、試合の主導権を握る。しかし中盤以降、ジェイドはスパインバスター、ポンプキック、喉元へのブーツ、マットへのスラムで試合を支配。
決定的な場面は、ミチンのエプロンからのローリング・セントーン狙いをジェイドが読んで“スカして”回避し、エグい音を立てて自爆させたところ。さらに場外では、そのまま担ぎ上げてバリケードへパワーボムで叩きつける非道ぶりを見せる。相手の技を「受ける気ナッシング」からの追い打ちと、試合とはいえ性格が悪すぎるジェイドの姿勢に、ファンから「なぜ受けない」「また怪我させる気か」「ウソだろ受けろよ」と、プロレスでは異例の苦言系ブーイングが相次いだ。
試合の最後は、ジェイドがミチンの顔を“ペロリ”と頬から上へ大胆に舐めきる、文字通りの「舐めプ」挑発。その直後にチョークスラム、そしてフィニッシャーの“ジェイデッド”でフォールを奪い、防衛に成功した。もはや“嫌われモノ”を体現して余りある王者の身体能力と、ヒールとしての凶暴性が際立つ勝利。4月の「レッスルマニア」でリア・リプリーとのタイトル戦が決定しているが「トップが誰なのか分かれせる」と、勝利者マイクでも強気&傲慢さを際立たせていた。
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