■「一般人に対しても低姿勢で、同じ目線で話をしてくれる」
高市総理の振る舞いについて、新外交イニシアチブ代表で弁護士の猿田佐世氏は「ハグ自体はアメリカでは不思議ではない」としつつも、その演出に疑問を呈した。「パーティーの様子を見ていても、なぜあんなにキャピキャピした感じになってしまうのか。目で見上げる姿勢や距離感、振る舞いなどが、高市氏を好まない層からは『媚びている』と見えてしまう。一国の主として堂々としてほしい」。
これに対し、日本エネルギー経済研究所、研究顧問の保坂修二氏は、30年ほど前にエジプトで高市総理と会った際のエピソードを披露し、「彼女だけが手土産を持ってきて、招待客全員に配っていた。一般人に対しても非常に低姿勢で距離が近く、同じ目線で話をしてくれる。こういう形で彼女はのし上がっていったのだろうと感じた」との見方を示す。
一方、日本外国語大学名誉教授の渡辺宏隆氏は、外交当局の視点から「大過なく予定通り終わることが成功であるとするならば、何が出るかわからないトランプ氏をコントロールできたという意味で、今回の会談は成功と言える」と分析した。
■「なめられる構造は変わらない」
