マスク氏がAI向けの半導体工場計画を発表 生産能力1テラワットめざす

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 実業家のイーロン・マスク氏は、テスラとスペースXが共同で運営する新たな施設「テラファブ」構想について発表しました。世界一の富豪による野心的なプロジェクトです。

【画像】マスク氏が発表した「テラファブ」構想とは

世界最大の半導体工場計画

実業家のイーロン・マスク氏
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「皆様に極めて重要な発表があります。これは間違いなく、史上最も壮大な造船プロジェクトです」

 新施設を「宇宙船」になぞらえたのでしょうか?マスク氏が発表した「テラファブ」はAI=人工知能やロボットなどに使う半導体を自社生産するための工場です。

「テラファブ」とは半導体の生産工場
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 マスク氏が目指すのは、年間1テラ(兆)ワットの生産能力。あまりピンと来ませんが、中規模の都市一つを丸ごと1年間、維持できるほどのエネルギー量に相当します。

「年間1テラワットの演算量は私たちのような文明の基準からすると膨大ですが、宇宙文明の発展レベルからすれば、ほんの一歩にすぎません」

初期投資額は3~4兆円か
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 アメリカメディアは初期投資額について、日本円で3兆円から4兆円に上ると報じています。

自動車からAIとロボットへ

 背景にあるのが、マスク氏の「巨大統合構想」です。テスラは今年1月、成長の軸を電気自動車からAIやヒト型ロボットにシフトすると発表しました。

背景にマスク氏の「巨大統合構想」
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 2月にはスペースXがAI開発企業「xAI」を買収。将来的にスペースXとテスラが合併する案も浮上しています。

 見据えるのは、AIとロボットが人の代わりに労働する時代です。

AIとロボットが労働を代替する時代へ
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 しかし、地球上だけでは、急速に進化するAIとロボットのエネルギーを満たせないと判断。そこで、スペースXが打ち上げた人工衛星で宇宙にデータセンターをつくり、電力も太陽光で効率的に賄うことを狙っているのです。

「あと2~3年もすれば、AI半導体を宇宙に打ち上げる方が、地上に置くよりもコストが安くなるかもしれません。ぜひこの旅に参加して、素晴らしい船の設計を手伝ってください」

(2026年3月23日放送分より)

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