シャドーの人選は今シリーズで最大の焦点
右WBは堂安律(フランクフルト)、伊東純也(ゲンク)、菅原、左WBは三笘薫(ブライトン)、中村敬斗(スタッド・ランス)、前田大然(セルティック)というのが従来の序列。ただ、今シリーズはシャドーの主力である前十字靭帯断裂の大怪我を負っているMF南野拓実(モナコ)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)が不参加。堂安と中村はシャドーが主戦場になるか。
このシャドーは、今シリーズで最大の焦点だ。堂安と中村に加え、三笘や伊東も過去2年で何度も担っており、彼らを回すのが最初のソリューション。一方でブンデスリーガで絶好調の鈴木唯人(フライブルク)を抜擢する手もあり、フィールドプレーヤーでは唯一の国内組でWBでも機能する佐藤龍之介(FC東京)、マルチの佐野航大、そしてCFと兼任の町野修斗(ボルシアMG)なども控える。とくに南野のW杯欠場が有力視される左シャドーに誰を置くか。森保監督の決断が注目される。
CFはエースの上田綺世(フェイエノールト)、二番手の小川航基(NECナイメヘン)、町野、後藤啓介(シント=トロイデン)、そして初招集された塩貝健人(ヴォルフスブルク)の5人が呼ばれた。上田がイングランド戦に回るとすれば、スコットランド戦の先発は小川、町野、後藤の争いになるか。
20歳の塩貝は、わずか1年半で大学3部リーグからブンデスリーガまで上り詰めた急上昇株。傑出したスピードとパワーを持ち、今冬まで所属していたNECでは主にスーパーサブとして活躍していた。森保監督も「実はもっと早いタイミングでも招集を考えていた。NECでもハードワークし、貴重なゴールを奪っていた。1%でもW杯で勝つ可能性を上げる選択肢を持つために招集させてもらった」と期待する通り、今シリーズのインパクト次第ではW杯メンバーにも食い込みうる。
W杯に向けた選手選考と準備を兼ねた英国遠征で、はたして森保監督はどんな采配を振るうのか。注目される。
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