期待の大きかった冨安は招集を辞退
最終ラインはアジア予選で主力だった板倉滉(アヤックス)と町田浩樹(ホッフェンハイム)、若手の高井幸大(ボルシアMG)が怪我で不参加。さらに、1年9か月ぶりの招集となった冨安健洋(アヤックス)、今冬に渡ったブンデスリーガで躍動する安藤智哉(ザンクトパウリ)が怪我で遠征を辞退するなど誤算が続いている。
1年ぶりの復帰となった伊藤洋輝(バイエルン)も、故障から戻ったばかりで直近2試合は7分間、19分間しかプレーしていない。森保監督は「冨安(後に辞退)と伊藤のポテンシャルを考えれば、コンディションさえ良ければW杯で戦っていい選手」と前置きしつつ、「チームコンセプトを確認してもらいつつ、コンディションを見たい」とした。今遠征はスポット的な起用になるか。
それを踏まえると、渡辺剛(フェイエノールト)、谷口彰悟(シント=トロイデン)、鈴木淳之介(コペンハーゲン)がファーストセットか。スコットランド戦は瀬古歩夢(ル・アーヴル)の先発もありえるだろう。
また、様々なシチュエーションがありえるW杯に向けては、3-4-2-1以外の布陣も試行したいタイミング。両SBをこなす冨安は不参加となったが、伊藤は左SBでも機能するし、菅原由勢(ブレーメン)と追加招集された橋岡大樹(ヘント)は右SBが本職だ。スタートからはともかく、試合途中から4バック(4-2-3-1か4-3-3)のテストをする可能性がある。
ボランチは、怪我の遠藤航(リヴァプール)、1年ぶりの代表復帰が叶わなかった守田英正(スポルティング)が不参加。鎌田大地(クリスタル・パレス)と佐野海舟(マインツ)が軸になるはずで、藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)と田中碧(リーズ)、さらにボランチとシャドーで機能する佐野航大(NECナイメヘン)などが選択肢になる。鎌田もシャドーと併用されてきたが、遠藤と守田が不在のため今シリーズは基本的にボランチ専念だろう。
シャドーの人選は今シリーズで最大の焦点
