敗戦直後、アスカはバックステージでカイリを睨みつけると、「全部アンタのせい」と言わんばかりに怒鳴り散らす。カイリはほとんど言い返せず、カメラの前でもお構いなしの一方的な叱責に動揺を隠しきれない。アスカが罵詈雑言を吐き捨てるように立ち去り、取り残されたカイリの前に現れたのがイヨだった。現在は敵対関係にあるにもかかわらず、「最近まで揉めていたけど、これは酷すぎる」「あなたにはもっと価値がある」と真正面から擁護に入る。
完全に板挟みとなったカイリは、もはや感情の整理が追いつかない様子。それでもアスカの「カイリィィィ!」という怒号が響いた瞬間、反射的に怯えたようにその場を後にする。
この一連の流れで異様な空気を生んだのが“英語のみ”のやり取りだった。普段は日本語で感情をぶつけ合う3人が、あえて英語で淡々と会話するちぐはぐさ。ファンからも違和感の声が上がる一方で、その不自然さがかえってカイリの“追い詰められた精神状態”を強調する結果にもなり「イヨがいなかったら見ていられない」といった声も海外ファンを中心に広がった。
元ユニットの仲間から一転、イヨ対アスカ&カイリという歪な構図となったこの日。会場の反応は明確にイヨ支持へと傾き、登場時には大歓声。すでに「カイリを救う側」としての立ち位置が確立されつつあり、ファンからも「イヨが助け舟」「もうイヨと組めよ」といった声が噴出。かつての名タッグ“スカイパイレーツ”復活を望む声や、「3ウェイあるだろ」「レッスルマニアで決着か」と三つ巴戦を予想する動きまで出始めた。
そして何より目立ったのは、アスカの「負けたら全部カイリのせい」という露骨すぎる他責ムーブへの反発だ。「もう限界だろ」「さすがに酷い」「カイリを解放しろ」といった声が相次ぎ、かつてのカブキウォリアーズは完全に崩壊寸前。関係修復ではなく“決別”へ向かっていることを強く印象づけた一幕となった。(ABEMA/WWE『RAW』)
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