生活のあらゆる場面で徹底した節約術が光っており、スーパーでは常に割引商品を狙い、自身と娘の服はネットのセールで1000円以下のものを探してリメイクするなど工夫を凝らしている。遊園地などの贅沢な外出は控える代わりに、家にある洗濯のりや絵の具で手作りスライムを作るなど、お金をかけずに親子で楽しむ工夫も忘れない。しかし、そんな切り詰めた生活の中で唯一、ミクモさんが惜しみなくお金をかけているのが、娘のアオちゃんのためのオンライン英会話である。月額約8000円という出費は決して小さくないが、娘の将来の選択肢を広げるための投資として、週に何度もレッスンを受けさせている。
そんな母の背中を見て育つ7歳のアオちゃんも非常に自立しており、自ら進んでお風呂掃除の当番を引き受けるなど、母を支える頼もしい存在へと成長している。ミクモさんは午前5時50分に起床して除菌や家事に励み、娘が起きてくるまでのわずかな時間を「勝負」と捉えて課題に打ち込んでいる。夜も自分の髪を乾かす時間を後回しにして娘の睡眠時間を優先し、アオちゃんが寝静まった午後10時から深夜1時まで再び机に向かう。15歳で出産し、暴力などの凄絶な経験を乗り越えてきた彼女は、かつて自分を救ってくれた助産師の言葉を胸に、同じ境遇のママを支えるという夢へと突き進んでいる。
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