【UEFA女子チャンピオンズリーグ】マンチェスター・ユナイテッド 2-3 バイエルン(日本時間3月26日/オールド・トラッフォード)
アジア制覇の直後に欧州最高峰の舞台で無双したなでしこジャパン(サッカー女子日本代表)のMF谷川萌々子。その過酷すぎる移動スケジュールと、それを微塵も感じさせない圧巻のパフォーマンスに、所属クラブであるバイエルンの公式サイトからも驚愕・称賛されている。
日本時間3月26日のUEFA女子チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグで、バイエルンは敵地オールド・トラッフォードでマンチェスター・ユナイテッドと対戦。1-1の59分から途中出場した谷川は、71分に絶妙なスルーパスでいきなりアシストを記録すると、2-2に追いつかれて迎えた84分には自ら劇的な決勝ゴールを奪い、チームを3-2の先勝に導いた。UEFA公式のプレーヤー・オブ・ザ・マッチと準々決勝ファーストレグのベスト11に選出された通り、圧倒的な大活躍だった。
バイエルン公式サイトはこの試合のレポートの中で、谷川が先週土曜日にオーストラリアでAFC女子アジアカップ2026を制したばかりであることを特筆。「歴史的偉業の余韻に浸る間もなく彼女はヨーロッパへの帰路につき、月曜日にミュンヘンへ着陸。大陸間の移動や時差、疲労などまったくなかったかのように、火曜日の最終練習にはピッチに立っていた」と、その驚異的な鉄人ぶりを伝えている。谷川はアジアカップ決勝で出番なしだったが、わずか3日でオーストラリア→ドイツ→イングランドという移動はたしかに決して簡単ではない。
ホセ・バルカラ監督が彼女をスタメンから外したことについても、「コンディションへの配慮や実用主義からかもしれないが、彼女がベンチからでもチームにどれほどの価値をもたらすかを知っていたからだろう」と推測。そして、「シドニーでの歓喜は彼女を摩耗させるどころか、むしろ研ぎ澄ませたかのようだった。59分からのプレーは、典型的な途中出場選手のそれとはまったく異なっていた」と、その異次元のパフォーマンスを手放しで称賛した。
「彼女が戻ってきてくれて嬉しい」と指揮官


