■落選後の現実…「支援がなければ諦めなきゃいけない」
同じ政党の元候補者であってもその生活は様々で、落選後にはどのような現実が待ち受けているのか。
京都2区から出馬、落選した河野有里子氏。現在は博士課程の学生でもある。その生活には「大変困っています。博士課程に入ってからは全部自分で稼いで、自分で生活を立てているので。私も他の学生と同じように奨学金を借りているので、それを使いつつ生活もしつつ、そしてこれから政治活動もしつつということになる」と現状を語った。
また、東京12区から出馬し落選した中原翔太氏は、「私自身は次の選挙もこれからの政治活動も中道でやっていきたいと思っているが、現実的に何かしらの支援というかバックアップがないと辞めざるを得ない。その判断をしなければいけないところまで近づいている。日本の場合、特にフルタイムで働きながら政治活動をするのはやはり現実的じゃない。党の支援がなければ活動を縮小するか、一旦諦めなきゃいけないのかなというのは、今正直悩んでいるところ」と悩みを吐露した。
そんな2人が中道の組織に対して望むこととは何か。河野氏は資金的・組織的な土台の必要性を訴える。
「一回選挙に出たというのもあるので、私自身はポジティブに考えていくしかない。ただ、若い方が政治に参加しようとか、今回の私みたいに選挙に出ようと思った時に、正直に言うと今の中道の状況では、とても出ることを後押しできない。金銭的な支援もそうだし、あとは今回の選挙は皆さんの助けをいただいて勢いで戦い抜くことができたと思うが、政治活動のしっかりとした土台というか、いざ選挙に出ようと思っても『何をしたらいいかわからない』という環境に陥る可能性が大きい。そういったところはやっぱり変えていかないといけない」
中原氏は、若手を育てる文化の構築を求めている。
「個人的には、今までの野党の『一回選挙に出たらあとは自分でなんとかしてね』という文化じゃなくて、みんなで若手を育てていこう、みんなで一丸となってこの政党の旗を掲げて党勢拡大しようという文化を、ぜひ新しい政党だからこそ中道には作ってほしい。こういう元職でもなんでもない新人にも役割とか立場を与えていただいて、次の選挙も気持ちよく挑戦できるような組織であってほしい」
金銭以上に「モチベーションがないと辛い」
