次のコーナーは「蠱毒の壺が導く『MAO』談義」。作中で乙弥が背負っている「蠱毒の壺」にちなんで、寺澤が壺から登壇キャストの名前が書かれたカードを引き、選ばれた人が『MAO』の魅力について語っていくコーナーだ。『MAO』の放送話数が全26話であることから、26秒ピッタリで回答をしていく。要点を絞りつつ、的確に魅力を表現できるかがポイントとなる。
トップバッターに選ばれたのは豊永だ。会場が固唾をのんで見守る中、「大正から現代のお話ということで、タイムトラベル的な要素がある。摩緒が大正時代のミステリーを菜花と共に追っていくという要素プラス、平安時代から続く摩緒たちの謎を解いていかなければいけないという物語、そんな妖怪奇譚をお楽しみください!」と26秒で回答をフィニッシュ。トップバッターにもかかわらず見事なタイムキープ力を発揮し、観客からは称賛の拍手が起きた。
続いて寺澤は、『MAO』の魅力を「摩緒とこれから登場してくるキャラクターたちがどうやって関係性を持っていくのか、どんな繋がりがあるのか、どんな因縁があるのかというところを紡いでいくストーリーになっている」と主張。さらに言葉を続けようとしたところで惜しくもタイムアップになってしまったが、深い作品愛は充分伝わる回答で、ほかのキャスト陣からは「ナイスファイト!」「気持ちは伝わってきたよ」という労いの言葉があがっていた。
次に名前を呼ばれた川井田は、「この作品には木火土金水というものがあり、それぞれ『火』や『木』など、人によって戦い方も違ってくる。それが漫画からどうアニメーションになっているのかというところが私自身もとても楽しみで、皆さん一緒にエンジョイしましょう!」とアピールし、ほかのキャストから「26秒にもかかわらずマイペースでしゃべるのがすごい!」と突っ込まれていた。
4人目に選ばれた下野は、なんと即興歌唱で作品の魅力をPR。「『MAO』の魅力を語るうえで大事なのは~♪ 豪華声優陣だよ~♪」と高らかに歌い始めると、客席からは自然と手拍子が起こり始めた。さらに「それだけじゃない~♪ 主題歌はなんと~♪ あのKis-My-Ft2だ~♪」と続け、歌い終えた瞬間に拍手が上がった。
ラストを務める梶は、まるで選挙演説のような力強い口調で「人生で高橋留美子氏の作品を通ってこなかった人はいないだろう! そんな高橋留美子氏は、昭和・平成・令和と3つの時代にまたがって週刊連載をしてこられた! それってとてつもないことだと思わないだろうか!? そんな高橋留美子氏が贈る最新作、それが『MAO』である!」と熱弁。「もちろん原作にその魅力は十分詰まっているわけだが、それをアニメーションでお届けする意味が、意義がある! それが今回のアニメ『MAO』だ! 皆さんどうぞよろしくお願いします!」と訴え、観客を熱狂の渦に巻き込んだ。
「お知らせの儀」のコーナーにて、「AnimeJapan 2026」東7ホールのバンダイナムコフィルムワークスブースにおける『MAO』展示や「MAO新聞」創刊号の配布情報、グッズ、メディア、国内配信情報を告知したのち、ステージはエンディングへ。キャスト陣からファンへ向けてメッセージが届けられた。
まずは寺澤が、乙弥ぬいぐるみを手に持ちつつ「摩緒と周りのキャラクターたちが紡ぐ縁には、いい縁もあれば悪い縁もあって、そういうストーリーがどういうふうに紡がれていくかが面白い点だと思う。26話たっぷりあるが、足りないくらい毎週毎週楽しみになるような構成になっているので、ぜひ来週の放送を楽しみにお待ちいただきたい」とコメント。続いて、「私、(ステージ上では)『ヘイカモン!』と言っているが、実際に登場する華紋は男前である。皆さんぜひ華紋の魅力にやられていただけたら」と豊永。挨拶の締めとして、観客と「ヘイ!」「華紋!」のコール&レスポンスで盛り上がっていた。
下野は「もう少しで『MAO』が放送になる。百火は勝気というか、好戦的というか、だいぶやんちゃなキャラクターとなっている。ぜひともオンエアを楽しんでいただけたら嬉しい」と語り、続く川井田は「作っているときから宝物のような時間で、そんな作品が皆さんに届いて、皆さんの宝物になったら嬉しい。ぜひ来週からよろしくお願いします」と呼びかけた。
最後にマイクを持ったのは梶だ。既に出来上がった本編を観たという梶は、アクションシーンの描写や、平安・大正・令和という3つの時代を表現する劇伴といった、アニメならではの見どころを紹介。「毎週続きが気になるようなミステリー作品になっているので、ぜひ欠かさずにご覧いただければと思う。本日はありがとうございました!」と言葉を続けると、会場からは盛大な拍手が沸き上がっていた。
ラストはキャスト5人と客席に集ったファン全員で「急急如律令、破邪!」という呪文を唱え、アニメの盛り上がりを祈念。大盛況だった「TVアニメ『MAO』放送直前 開幕式」は、こうして幕を閉じた。
第1話あらすじは
