■「来月の自分を信じているからお金を使える」
一方で、貯金の必要性を感じつつも実行に移せていない「ngm(ニガミ)」さん(20代後半・女性)は、「お金に困ることがあまりないので、危機感が薄い。将来的にはやらないといけないという温度感」と語る。
コラムニストの河崎環氏は、「月々もらうお金を使い切ってしまう人は、来月の自分を信じている。来月もちゃんと働けて、お金が口座に来ると思っているからできることだ。不安がある人は貯めていく。貯金はサブスクと同じで、月1万円でも天引きされるような仕組みを作るのが一番貯まる」とコメント。
実際、たいやきさんは最近NISA(少額投資非課税制度)を月1万円から始めたという。SNSで「貯めている人はNISAをやっている」という情報を得て真似た形だが、立教大学教授の貞包英之氏は「投資をしないといけないというプレッシャーが、逆に不安を煽っている側面もある」と、現在の「投資必須」という社会風潮に警鐘を鳴らした。
■お金は「自由になるための手段」か、「経験のための対価」か
