“九州の武尊”が、その名に恥じない豪快な“一撃“KO勝利。衝撃のダウンシーンに「ヤムチャみたいになってる」など、人気漫画のワンシーンを彷彿させる反響が相次いだ。
3月28日に後楽園ホールで開催された「Krush.188」。板橋武留(KIWAMI GYM)と大平龍(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の対決は、対戦相手のウェイトオーバーの波乱もあるなか、大平が1ラウンド2分34秒でKO勝利。一発でグニャリと這いつくばる衝撃エンドにファンから「ヤムチャみたいになってる」など驚きの声が相次いだ。
初代Bigbangバンタム級王者で他団体でも実績のある板橋武留(たける)と、その風貌から“九州の武尊”の異名で台頭してきた大平。「2人のタケル」対決は、板橋が公式計量で-53kg契約に対し1.5kgオーバー。第10代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準々決勝の本戦からは失格となり、試合はワンマッチへと変更に。板橋には開始時点で減点2が科され、ファイトマネーの30%が没収されるなど、戦前から厳しいペナルティが課された。
ゴングとともにサークリングしながら左のインローを細かく蹴る大平。板橋も前に出てプレッシャーをかけるが、大平は強い右、前蹴り、ワンツーとテンポ良く攻める。
1ラウンド残り1分、板橋がギアを上げ連打で反撃に出るが、大平も応戦。さらに大平がハイプレッシャーから、突き刺すように右をフルスイング。この一発で板橋がグニャリと崩れ落ちてダウンし、ピクリとも動かず。手応えがあったか“どうだ”と両手を広げる大平は自らを鼓舞するように絶叫、ゴングが打ち鳴らされた。
まさに“一撃”で仕留めた衝撃の右ストレートにファンも「すげー」「失神」「良いの入ったな」「記憶飛んだか」と反応。ダウン後の姿が人気漫画『ドラゴンボールZ』の「ヤムチャ死す おそるべしサイバイマン」で描かれた衝撃的な名場面にそっくりだったことから「ヤムチャみたいになってる」「ヤムチャだ」など反響が相次いだ。
勝利後の大平は“武尊リスペクト”を意識したかトップロープに駆け上ると、若干ヒヤヒヤする足取りながらバク宙の体勢。華麗に怪我なく着地を決めた。
試合前に自動的にトーナメント準決勝進出は決まっていたものの、グローブハンデを拒否して試合に臨む”漢気”を見せた大平。豪快に相手をなぎ倒し文句なしの完勝に「6月、必ず僕がベルトを獲ります」とKrushバンタム級王座の戴冠を約束。バンタム級の勢力図を塗り替えうる存在として、決勝進出をかけた次戦に注目が集まる
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