■カジュアルな意思表明の手段?
まるでコンサート会場のように集まって平和について訴えるデモ。強い信念を持つ人々だけでなく、「もっと気軽に参加したい」と願う人々が参加する心理的ハードルを下げている。
瀧波氏は「表現方法は人それぞれ選べるんだっていうことに、みんなが気づいて、じゃあ自分はこれを持って行こうという風になっているのが今なのではないか」とコメント。
こうした「ペンライトデモ」という形態は、韓国でかつて朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾の時に、ろうそくを持って市民が集まった「ろうそくのデモ」があったことが背景にあるという。ろうそくだと吹いたら消えてしまうため、消えることのないペンライトを持ち寄って参加したのがきっかけで、今全世界に広がっている。
実際のデモ現場でも、家にある子どもの光るおもちゃを持参するなど、それぞれが思い思いの優しい願いを込め、自分らしい方法で軽やかに参加している姿が見受けられた。
「参加する時に何かしたいって気持ちはみんなある。何か持ってくことで、より参加している感覚を味わえるというのはすごくいいことだなと思う」
デモ参加者の声にもあったように、平和でなければ推し活や日々の生活は守られない。そうした中で平和を願う思いを伝える手段としてデモが存在することは、健全な国家のあり方だと言えるだろう。
「デモなんて参加していいの?みたいに感じてる人もいるみたいだが、自分たちの意思を表明するデモっていうのは国民の権利の1つ。どんどんカジュアルにやってほしい」
(『わたしとニュース』より)
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