池袋での女性刺殺事件を受けて、「ストーカー殺人の防御策には限界があるのではないか」との声も聞こえる。いったいどんな対策を講じれば、身勝手な事件は防げるのか。
川崎市ストーカー殺人事件では、殺害された岡崎彩咲陽さんの元交際相手、白井秀征被告が逮捕、起訴されたが、警察の対応の不備が指摘された。
彩咲陽さんが行方不明になる前の映像を見ると、身を寄せていた祖母の家の周辺を、元交際相手とみられる男がうろつく様子も。彩咲陽さんは11日間で、警察に9回も通報し、助けを求めていた。
しかし、警察は見回りを行ったが、不審者は見当たらず「切迫している状況ではない」と判断。相談内容も記録化せず、署長らにも報告していなかった。彩咲陽さんが行方不明になり、祖母の家の窓ガラスが割られていることを110番通報したが、鑑識活動を行わず、捜査書類も作らなかった。
被害者の父親は「何回もストーカーで捕まえてくれと(警察に)何回も言った」と話していた。その後、神奈川県警は一連の対応に「不適切な点があった」とする検証結果を発表し謝罪。ストーカー対策の強化はここでも叫ばれたはずだった。
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