「親友の整形にすごく悔しさを感じて…」17歳の女子高生社長が挑む「一重まぶた」特化コスメ 「二重の方がかわいい」世間の美の価値観に対する“悔しさ”原動力に

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■「二重の方がかわいいよね」世間の美の価値観への“悔しさ”

 親友が整形に至った経緯について、野田氏は「彼女は元々一重まぶたに対してコンプレックスを感じていたわけではなかったが、SNSのコメント欄とかで『一重より二重の方がかわいいよね』とか『芸能界はほとんど二重じゃない』とか書かれていたり、あとは親友が他の友人と話している中で、『最近一重が気になる』と話をした時に、他の友人から『そんなに一重が気になるならさっさと二重にしちゃえばいいじゃん』っていう言葉で、彼女自身も二重の方が確かにモテるかもしれないとかいろいろ考えたようで。そこで一重から二重に整形をするという選択を選んだようで」と明かした。

「彼女自身が元々一重に対してコンプレックスがあったわけではないのに、こうやって周りの影響で二重にしなきゃという気持ちが生まれてしまっているのは、すごく私にとって課題感であったり悔しさを感じました」

 野田氏は、一重まぶたについて考えれば考えるほど、社会に存在するネガティブな存在に気づいたという。

「メディアの発信ももちろんだが、化粧品売り場でも『一重は二重にした方がいい』という一方的な流れの商品しかなかったり、化粧品売り場のモデルさんが二重の方がほとんどだったり。あと、電車やバスの車内広告で『一重の方必見。二重整形しませんか』とか流れていると、今こういうプロジェクトをやっている身としては、すごくムズムズした気持ちになる」

 社会に溢れる美の基準について、SHELLYはルッキズムの構造を指摘する。

「『ルッキズム』ってよく言われるけれど、それに関してはもう本当に誰が決めたの?っていう。二重が良くて、顔が小さい方が良くて、肌が白い方が良くて、足が長い方が良くてって。誰かが決めることによって、商品が売れたりお金が動くわけで。そういうのに皆が流される方が。そしてSNSの恐ろしさって、そういう大儲けしたい人たちがどんどん考えて、あまりそういうことを理解していない若い子たちにそれを押し付けるから」

「それこそ今は『スペ120』とか、ちょっと前は『シンデレラ体重』とか(美容・モデル体型を目指す指標がある)。私たちが若い時から、もちろん痩せているモデルさんを見て『いいな痩せなきゃ』とかあったけど、それよりも今は明確な基準がある」

「例えばAIとかで『顔のここを直した方がいい』とか言われたら、賢いAIやインフルエンサーが言っているんだから間違いない、きっと自分のここだけ変えれば、よりいいに自分になれるんだって思ってしまう。その視野が狭くなってしまうのは仕方がないと思うので、やっぱり大人たちはどうやって視野を広げてあげて、もっといろいろなものを見せて、いろいろな刺激を与えるかっていうのも課題。ましてや野田さんのような同じ世代の子が立ち上げていることは、本当に大きな刺激になるのではないか」

コンプレックスを売りにしない…「一重のまま」という選択肢を
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