ウルフドッグスが第2セット0―1と追いかける場面のことだ。相手サーブで始まると、一度ラリーが続くと、再び相手のスパイクをレシーブしたウルフドッグスは、セッター・深津英臣がレフトを選択。ここに合わせたのが、エース・水町泰杜だ。
水町は目の前に201cmのデンマーク人オポジット、ウルリック・ダールがブロックに入ることを確認すると、その内側を突くインナースパイクでのポイントを狙った。しかし、極めて鋭角なクロスを狙った一打が逆に、狙いすぎて自コートに炸裂してしまったのだ。
トスに対して、高い打点に加え、ボールの左側を擦るように打ち込む技術と体幹が求められるこのスパイクは、ある意味でリーグ屈指の実力を誇る水町だからこそ生まれるミスでもある。オールスター投票で1位に選ばれた男の“攻めすぎた”究極のプレーとなった。
このシーンにはファンも反応。SNSでは「キレキレインナーを超えてましたね」「狙いすぎたゆえのオウンゴールなので良しとしましょうw」と驚き、納得の声が寄せられるなど、水町の高い技術に感嘆している様子でもあった。
なお、試合はウルフドッグスが3―0のストレートで勝利を収め、チームのチャンピオンシップ進出が決定。さらに翌日のGAME2では、フルセットの末に連勝を収めると、水町はプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど、今節も大活躍。今季もハイパフォーマンスを続ける水町は、アタック決定率45.9%でリーグ17位につけるほか、サーブ効果率は助っ人外国人選手など並いる選手を抑え15.0%で堂々のリーグ首位に君臨している。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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